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電力貯蔵技術研究会

北海道風力発電設備・蓄電設備見学会(2023/6/30)


第55回電力貯蔵技術研究会(見学会)当日(6月30日)および、前日29日オプション見学の様子を一部ご紹介します。

6月29日 15:00〜
稚内メガソーラー発電見学
 稚内市に稼働している稚内メガソーラー発電所は、北海道胆振東部地震(2018年9月6日)の直後のブラックアウト時も隣接する球場や宗谷ふれあい公園に電力を供給できるなど、メガソーラーの地域活用で大きな成果を上げている。
当日はやや雨が降る中、稚内市役所 企画調整部エネルギー対策課の坂田さん他より、説明を受けたあと施設を見学しました。
 1)
メガソーラー発電施設の説明を受け、質問に答えていただいています。
2)
外には、複数社の異なったタイプの太陽光パネルがたくさん並びます。地面は、ホタテ貝の殻を利用することでその反射もうまく利用しているそうです。

3)
併設されているNAS電池です。短周期変動対策の運用のために蓄電池を併設しています。

6月30日 8:00〜
北豊富変電所、川南ウインドファームの見学
早朝 8:00に稚内市を出発し、北海道北部風力送電株式会社 北豊富変電所(豊富町)をお訪ねしました。今年5月に竣工式が行われた共用送変電設備と定置型蓄電池(240MW, 720MWh)の見学をさせていただき、お話を伺いました。
4)
北海道北部風力送電 吉村社長、石川様と、参加者みなさん。



 北豊富変電所を後にし、再びバスに乗り、今年5月に運転開始となった、川南ウインドファームに移動しました。道中よりバスに乗っていただいた株式会社ユーラスエナジーHD札幌・稚内支店長の加藤様より説明をいただき、実際に風力発電施設の見学をさせていただきました。
5)
川南ウインドファームに設置されている大規模風力発電施設

6)
大規模風力発電施設の根元部分で、参加者の皆様と。この日は風況がよく、6月末でも寒く感じられました。


稚内市に戻り、昼食の後、車窓より宗谷・天北WFを見ながら移動し、宗谷岬にて記念撮影をし、この後、空港にて解散となりました。
遠く稚内まで見学会にご参加いただき、ありがとうございました。
7)
日本最北端の宗谷岬での記念撮影。気温は13.7度でした。


研究会テクニカルレポート
「大規模 電力貯蔵用蓄電池」

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